翻刻
【右丁】
此定なるへし一の説にはつゝみを馬に
みせて中へあよはかしいたして右の乗
尻の出る様我埒に付て出へしつゝみ
の程に出てすこし馬はの中へ出し
て鞭をとるへし左の乗尻之様につゝみ
ちかくはよすまし
一埒のたかさ左三尺右三尺三寸広三丈三尺
これは馬さくらをくはへたる定なり右
近の馬塲法金剛院の馬場此定な
【左丁】
り埒のなかさ所によるへしよのつねの
広さ三丈也右近法金剛院のはゝにて
はくらへ馬の様あり其様は下手にまう
くへからす右の乗尻たりといふと も(んイ[朱])馬
のこのむていにもてなして上手の埒に
【朱】けや(本のマヽ)【朱:虫損】 くへしそのゆへは下手は(へイ[朱])
さくりへ◦(かけイ[朱])入らなる事のあるなりさてお
いつるはわ か(るイ[朱])きせうふ也さくりにしりの
あし入ぬれはよき勢かふなりといふ也