翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

百鬼夜行 3巻拾遺3巻. [2] - 翻刻

百鬼夜行 3巻拾遺3巻. [2] - ページ 23

ページ: 23

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【右ページ】     鬼一口(おにひとくち) 在原業平(ありはらのなりひら)二 条(でう)の后(きさき)をぬすみいでゝあばら屋にやどれるに鬼(おに)一(ひと)口に くひけるよしいせ物がたりに見へたり    しら玉か何ぞと人のとひし時露とこたへてきえなましものを【『伊勢物語』第六段・芥川】 【左ページ】     蛇帯(じやたい) 博物志(はくぶつし)に云(いはく)人(ひと)帯(おび)を籍(しき)て眠(ねふ)れば 蛇(じや)を夢(ゆめ)むと云々されば妬(ねため)る女の三重(みえ) の帯は七重(なゝえ)にまはる毒(どく)蛇ともなりぬべし  おもへどもへだつる人やかきならん   身はくちなはの         いふかひもなし【木下長嘯子の狂歌】