翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

百鬼夜行 3巻拾遺3巻. [2] - 翻刻

百鬼夜行 3巻拾遺3巻. [2] - ページ 24

ページ: 24

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【右ページ】    小袖(こそで)の手(て) 唐詩(とうし)に 昨日(さくじつ)施(さうに)_レ僧(ほどこす)裙帯上(くんたいのうへ) 断腸(だんちやうす)猶(なを)繋(びわの)_二琵琶絃(いとをかけしことを) ̄ヲ_一 とは妓女(うかれめ)の亡(うせ)ぬるを いためる詩(し)にして僧(そう)に供養(くやう)せしうかれめの帯(おび)に なを琵琶(びわ)の糸のかゝりてありしを見て腸(はらはた)をたちて かなしめる心也すべて女ははかなき衣服(いふく)調度(てうど)に心を とゞめてなき跡の小袖より手の出(いで)しをまのあたり見し人ありと云 【漢文は朱褒の漢詩】 【亾は亡の異体字】 【左ページ】   機尋(はたひろ) はたひろはある女の夫(おつと)の出てかへらざるをうらみおりかゝれる機(はた) をたちしにその一 念(ねん)はた ひろあまりの  蛇(じや)と   なり     て 夫の行衛(ゆくゑ)を したひしとぞ 自(きみが)_二君之出(いでし)_一矣(より) 不(また)_三復理(ざんきを)_二残機(おさめず)_一【張九齡の詩】               と 唐詩(とうし)にも   つくれり