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コレクション: 春画資料

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (2) - ページ 26

ページ: 26

翻刻

あまり/夜前(ゆうべ)の事を/思(おも)ひ/出(いだ)しとろ〳〵と/寢入(ねいり)たる/夢(ゆめ)にそさまと/抱(だか)れ /合(あひ)て/此(この)事する〳〵とおもひ/心(こゝろ)よく/侍(はべ)りし/折節門(おりがらかど)の/戸(と)をたゝかれける /音(おと)に夢さめ/肝(きも)をつぶしおきあがり/夫(それ)よりぬぐふ/間(ま)もなしと/云(いひ) ければ/扨(さて)もおそろしやとおもひながらも/結構(けつかう)に/埒(らち)あけべき/上(うへ)はと /思(おも)ひたがはに/深(ふか)き/中(なか)は/其様(そのやう)なるものなりと/云(いひ)て/怒(いか)りの/心(こころ)をやめければ /宵(よひ)に/聞(きゝ)ぬる/物(もの)がたり思ひやられて/気味(きみ)あひよければ/是(これ)を/肴(さかな)にして いつもよりもゆるり〳〵とつゞけ〳〵抜もせずきこんよく抜つさはつするうち 女房もまた三四度もたしかにやりし様子にてくたびれつかれしあり さま見へたりその/間(あいだ)にわれも/三度(みつ)まで気をやりければからす/告(つげ)わた りて/夜(よ)ははや/明(あけ)はなれし/扨商売(さてしやうばい)の/為(ため)に/買置(かひおき)ける/品々(しな〴〵)六七十両/程(ほど) の/物(もの)をもとをはづして/朝五ツ過(あさいつゝすぎ)までの/内(うち)に/賣拂(うりはら)ひ五十四五両の金