翻刻
【右丁】
●おどり装束幷道具賣所
冨沢町橋を東の方へ渡り北より二三軒目
古着屋ニ而しろと賣いたし候直段ヲ申候ハヽ
半分直ゟ付テ段々少ツヽ付上ルなり 大和屋治兵衛傳
又久上ニ而おしへ候ニハ久松町堺橋通りにて
大黒屋清六方也尤向ニ鮨屋有之
又道具者芝口三丁目右かわ大尾屋ニ有之
又目白坂中程北かわニ細工人有之
●雷除の法
山谷浄生院滿谷和尚口授雷除咒文
阿伽陀(あきやだ) 刹帝魯(せつていろ) 須陀皇(しゆだくわう) 蘇陀摩尼(そだまに)
【左丁】
くわんくわらいしん
くわんくわくらいしん
愚道之法孫(ぐだうのほうそん) 謹刻
弘道 湯川姓
●年中諸薬ニ入飲妙薬 文化十二亥年七月二日
御留守居番万年七郎左衛門殿
より傳授之事
毎年八月三日ニ蓼(たで)を沢山取大釜ニ水壱斗入レ
五升ニせんじ詰此水斗を貯置四季ニ不構何
薬江入入テ吞べし其薬格別ニ功能甚敷能
功能有物なり尤右何薬の中江も少々入交
て用べし