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疫病除之薬 - 翻刻

疫病除之薬 - ページ 47

ページ: 47

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【右丁】     ●中暑靏乱速治の仕法 文化十三子年七月三日                西丸御目付中川惣左衛門殿ゟ                請之   先中暑ニて吐氣有之氣分悪敷節早速手ぬぐいヲ   折たゝみ𤍽【=熱】湯にひたしなましぼりにして心下鳩尾を   三四度むし候得ば速に快成也又隺乱には手拭二筋   同様にいたし替々𤍽湯にひたし数度むし候得ば快シ   又腹痛水泻も留る尤寒氣あたり其外諸病に   用ひて吉 但最初暑邪請候時心火ひへてふさぎ   食物停滞むし候て腐候ゆへ吐氣付候其時服薬用イ   候得者吐泻有之より事により痢病其外種々の   病に變ず然るを其場に不至内に暑邪停滞   の食物消和いたし速に治する事不思議の良法なり   都而暑氣の頃朝夕とも常に数度用れば暑邪不請也    附山野原人家なき処にて隺乱して氣絶いたし 【左丁】    行たをれたる者薬用ゆべきに湯水なき時早速    はだかにして小便ヲ仕かけ候得者速に蘇生也   右の法用て功を得しにより人々に傳へけるに其功甚多シ   斯用ひ安くして其徳廣太成故に諸人に傳へその   疾愚を救ん事を求む依て令施板もの也     ●踊に行場所   毎年六月夜宮八日當日九日品川宿の   天王祭礼藝者ヲのぞみ申候 七月廿六夜も                右同所え行也   浅井肥後守次男浅井壽楽隠宅住所  ●十二里有之あつぎと申所え立寄此所繁昌の   宿にて踊はやる夫ゟ相州え出立湯治場え行なり