翻刻
【右丁】
用ひ方一ふくヲ五ツにわけ湯
五勺程ツヽにて三度に用ゆ跡の
弐度分は湯壱合五勺程にて
用ゆ時に心得べし吞とおくび出ル
男女とも人によりて■【瘋(=頭痛)ヵ】も出る是
亦ヵ血の道の妙薬也
【地図 天王宮から谷田院(こくでんいん)前天王横丁を経て四ツ谷大通りに突き当たる】
●ちのみちの薬血調散
一貼代六拾四文ツヽ
一廻り分九貼也
是又鍋墨ヲさゆにて
吞もよし
【左丁】
●銀なん壱升ヲ割テ 新は七合五勺程に成
ひねは四合程に成ル也
料【朱】●玉子見よふの事
長キは男鳥 【卵図】 此玉子頭の方ヲ舌(した)に付見るに
短ク丸キは女鳥 暖成るは生キ玉也尤ほそく
尾の方冷成るは生玉に候
又頭尾の方ともに冷なれば死物ㇳ知べし
尤鶏卵けろける時に初メ横にけろけ後には
竪にころける物なり四百六十四にも記置候事
料理【朱】●鴨雁其外鳥ヲ冬向求るに心得方