翻刻
【右丁】
是は下腹よりふん穴の辺ヲ押テ見るべし都而
冬之内ニ而も此辺よりくさる物なり
●かい置たる犬猫外ニ而まちん【馬銭】給たる時仕方
是は早速水を数度吞せ又腹えも幾度も
かける快氣するもの也
熊の膽求る時見よふの傳
先之少シ斗水に入見るべし種有品は一向不解
白ク種水中に残る是は拵もの也
●死犬ヲ薮え埋ヌ次第
右犬の頭しやれたる時頭の目の中ゟ竹の子生る
ときは必々其家亡ルもの也
【左丁 この間落丁ありヵ】
又方 又たび だい〳〵 白さとうゆにて吞てよし
又法 むくろふじヲ割せんじ吞もよし
一またゝび 甘艸 各當分にしてせんじ吞也
又法
一足のふくらはぎに有之俗にいふかごかき三里え灸吉
又法 そば粉ヲ𤍽【=熱】湯にほだて吞べし
一正月十六日 七月十六日 六月十六日 此日斗は晝ノ
九ツ時に限る也
常ニ而も發り候はゝ用テよし
又法
一ま虫の干粉を少シ吞て吉但吞たる後足に
筋高く堅り候はゝ疝氣の根切也尤其
當分七日程は青物給る事ヲいむべし