翻刻
【右丁】
●痢病の薬又腹薬也 又方五月のちまきヲけづるか
粉にして鰹節沢山入うすき
みそ汁にて給テよし
白キ切餅二ツ三ツ 白ハスの華東向に咲たるヲ三ツ程
水あめ五十程入水ヲ入テ右三味鍋か土鍋にて得と
極和らかに煑立程能さまし置給テよし
料【朱】●さとう白黒ともにちりごみヲ取る法
右砂糖へ程よく水ヲ入能せんじよく煑へたる時
玉子の白ミ斗少シ入べし然時は右さとふのごみ
不残此白ミへ附かたまり申候其時右白みヲ
すくひ取るべし大久保主水方の傳秘也
咒法【朱】●刀等の乱レ焼ト直焼ヲしる法
圖之通いたし見候へは知レ申候 みだれ焼は刃ヲ上にして
不立直に横に成る也
【右丁】
すぐ焼は刃ヲ上にしてしやんと立申候
但下に認有之圖之通板かなどへ
左右振わけにかけ置見るべし
刀脇差ともに右同断 【刀を板の上に置く図】
●銅きたへよふの叓
かづら等の銅なまがねにてはへろ〳〵と
してぐら〳〵して堅ク無之是を
きたへるには塩ヲ付て焼べしたちまち
かたく成りきたへかねと成なり