翻刻
【右丁】
●けらはご仕よふ
下に有之圖之通に小キ薄板え竹ヲ曲て
左右へ指此竹へもちヲぬりて置べし
鳥来て中の餌ヲくわへ引候へはおのすと
脊にかぶる其時早く出て取べし
【半球形の鳥わなの図】
もちヲぬり置也
虫ヲ付置
但は茶わんか杯に入水油ヲ少シ入火にて
そろ〳〵とかしてまぜ置遣べし
如此すれば寒中に而も氷事なし
こよみに有之
●天一天上の日有之覚幷天社日とも
是は壱ケ年中にみづノとの巳ノ日にて六十日目也
天社日は壱ケ年に五度ツヽ有之
【左丁】
●あざヲぬく法
大根おろしのしぼり汁を常々氣こんに付べし
いつとなくぬける也但赤あざはぬけ不申候事
●すいおくび仕むねわるく水を仕吐胸痛ニにて不痛
かゆきよふにて心わるきに薬
びんろふじ ちんひ粉にして用る
●つわりに而ときやたしからゑつきに薬
かふぶし くわつこう 甘艸當分にしてせんじ用
●きうつして頭痛に薬
かふぶし せんきう 粉にして常々用る
●遠道して足はれたるに薬はんげヲぬりて吉