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翻刻
乍恐以口上書奉願上候御事
当町塗師屋市郎治儀是迄
御用御細工被為 仰付冥加至極難有仕合
奉存 御用御細工相勤罷在候処当
春中以之外之心得違ニ而不正之御儀
《割書:一家 御咎重々奉恐入候》
御座候ニ付○此上御細工之御儀
御差留ニ相成候而者如何計歎鋪御義恐入
奉存候依之御歎筋之儀只管奉願
上度私共迄申出候何卒格別之以
御憐愍 御用御細工不相替被為
仰付被下置候者□【后】後不正之儀無
御座候様私共ゟ厳鋪取締置実
躰ニ 御用御細工為相勤《見せ消ち:可》申度候間以
御慈悲奉願上候通被為 仰付被下
置候者於私共茂難有仕合奉存候
以上 《割書:名主月番》
天保八丁酉年十一月 池上本右衛門
宇夫形庫太様
漆山弥八郎様
【「后」に「こう」の読み方があり、「向後」の「向」の部分に当て字を使って表現している箇所に思います。】