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コレクション: STAGE1

諸國大地震年代記 末代噺種 - 翻刻

諸國大地震年代記 末代噺種 - ページ 10

ページ: 10

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       間二 《割書:大地震大津波|東海道間ノ宿》末代噺種 ○岩渕(いわぶち)大損(おほそん)じ上より段々(だん〳〵)家落(いへをち) かさなり富士(ふじ)川迄ころび落る 出火もあり死人(しにん)多分(たぶん)あり ○新坂(にいさか)仲郷(なかごう)の間四五尺程づゝ 大地(だいぢ)十文字に破(われ)る六七尺づゝ 段になる○興津(をきつ)江尻(えじり)の間の宿(しゆく) 横須賀(よこすか)半潰(はんつぶ)れ○江尻(えしり)府中(ふちう)の 間の宿清水 湊(みなと)丸潰(まるつぶ)れ丸 焼(やけ)大津波(おほつなみ)にて海へ引こむ ○府中(ふちう)鞠子(まりこ)の間の宿 安部(あべ)川大 地震(ぢしん)にて泥水(どろみづ)夥(おびたゝ) しく吹出る○藤枝(ふぢえだ)嶋田の間橋々のこらずをちる ○大井川 八軒家(はちけんや)河原町 辺(へん)往来(わうらい)破(わ)れ泥水吹出し 川の如く流る○金谷(かなや)日坂(につさか)の間 佐夜(さよ)の中山夜なき石 すべて大地(だいち)破(われ)る○日坂(につさか)掛(かけ)川の間山ヶ 鼻(はな)大崩れ羽黒(はぐろ) 橋落る○袋井(ふくろい)見付の間三ヶ野往来割る○見付 浜(はま) 松の間 中泉(なかいづみ)長森(ながもり)池田辺大崩 天龍川(てんりうがは)土手(どて)通(どふり)惣潰(そうつぶ)れ 右に洩(もれ)たる所は格別の事なし