翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション2(楷書)

梅園草木花譜春之部. 3 - 翻刻

梅園草木花譜春之部. 3 - ページ 15

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本草綱目曰    鶏腸草   〇かはらけ菜 〇をはこべ 〇たびらこ    《割書:むらさきはこべ|》 人日七種の其菜也     鶏腸菜は味微苦く咀めは之を涎滑にめ莖の中に無縷微紫色     花亦紫也と云此れ矣(ならん)     鵞腸菜は味甘く莖中空にめ有縷花白色以て此を爲別種と 農政全書に云鶏腸菜は莖方にめ色紫其葉對生す似て 菱(ひし)の     葉に紅粉花を此一物乎     否不知最小紙異已 群芳暦巻條に載 救荒本草に曰綿絲菜《割書:たひらこ|かわらけな|》 土盌菜(かはらけな) 田平子(たびらこ) 佛(ほとけ)の 座(ざ) 七種菜の中田平子佛の座と稱する者最多し黄花菜をも田平子とす《割書:大和本草|》 此草俗に牟未古也之(むまのこやし)と云土器菜(かはらけな)の名無之以て何を是(ぜ)也とす欤群芳暦には 當草を詳にす今見(けんす)るに救荒を綿絲菜に無し名田平子の載す別に婆々指甲菜(かはらけな)を 和漢三才圖會柔滑菜曰    黄鵪菜(たびらこ) 増補多識編柔滑菜ニ曰    鶏腸草 和 今按に 牟羅左幾(むらさき)        名 波那乃波古倍(ばなのはこべ)     多識扁には土盌菜の無名義     群芳暦には鶏腸草(かはらけな)とす婆々指     甲菜も土器菜と云矣二物同     名ならん矣救荒の鶏腸菜花葉     不合           〇農政全書           〇群芳暦に又曰 婆々指甲菜(かはらけな)                   《割書:はヾしゆうさい|》               予曰                農政全書に婆々指甲菜と與を鶏                腸菜分載是一物ならん矣和漢三                才圖會の 婆々指甲菜(はヾしゆうさい)能 土盌(かはらけ)                菜(な)に合                        丙戌姑洗中有                        二日真寫