東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 1

究理知慧の勧 : 訓蒙画入 巻之2 - 翻刻

究理知慧の勧 : 訓蒙画入 巻之2 - ページ 15

ページ: 15

翻刻

【右頁】 【赤道と風の方向の関連図】           に流(なが)れ來(きた)るゆへ風(かぜ)           は四 季(き)ともに絶(たえ)す           一方(いつはう)より吹(ふ)き來る           依(よつ)て之(これ)を定風(ちやうふう)と云(いふ) ◯又(また)印度(てんぢく)辺(へん)の國(くに)〻(〴〵)は赤道(せきだう)の近所(きんじよ)ゆへ一年(いちねん)       のうち或(ある)月の間(あひだ)は日輪(にちりん)北(きた)の方(かた)にあり又或 月の間は南(みなみ)の方にあり日輪北の方にある 【左頁】 間(あひだ)は北(きた)の方(かた)の空氣(くうき)温氣(うんき)を受(う)けて立(たち)昇る故 南(みなみ)の方(かた)より冷(つめた)き空氣 吹(ふ)き來(きた)り又 日輪(にちりん)南の 方にある間は南(みなみ)の空氣温氣を受(う)けて立昇 るゆへ北の方より冷(つめた)き空氣(くうき)吹(ふ)き來る右(みぎ)の 次第(したい)により季候(きこう)を定(さだ)めてかならず或(ある)月(つき)の 間(あひだ)は北の方より吹(ふ)き又或月の間は南(みなみ)の方 より吹(ふ)き来(きた)るよつて之(これ)を䂓風(きふう)といふ ◯又 陸地(くがち)と海靣(かいめん)と寒温(かんうん)の不同(ふどう)とによつて