東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 1

究理知慧の勧 : 訓蒙画入 巻之2 - 翻刻

究理知慧の勧 : 訓蒙画入 巻之2 - ページ 7

ページ: 7

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【右頁】 月[ハ]の処(ところ)に來(きた)れば[左右]の水を引あつめて [上下]また満潮(みちしほ)となる環海(うみちう)の水(みづ)十二 時(じ)毎(ごと)に 満干(みちひ)するは日月の引(ひ)く故(ゆへ)なり但(たゞ)し日月 同(おな) じ方(かた)に在(あ)る時(とき)は日月 諸共(もろとも)に引(ひく)ゆへ其(その)満干(みちひ) 別(べつ)して大ひなり之(これ)を大潮(おほしほ)といふ扨(さて)月の海(かい) 水(すゐ)を引(ひい)て髙(たか)くするは凡(おほよ)そ六尺 位(ぐらゐ)ゆへ日月 共(とも)に引(ひき)聚(あつ)むる大潮(おほしほ)の時(とき)は十丈二尺 位(くらゐ)満干(みちひ) すへき筈(はつ)なれども日は月より遠(とほ)きゆへ其(その) 【左頁】 引(ひ)く力(ちから)も弱(よわ)く唯(たゞ)二尺のみを引(ひ)くゆへ合(あは)せ て大潮(おほしほ)の時(とき)は八尺くらい満干(みちひ)するものなり又 日月 上下(うへした)にあるときは互(たが)ひにめい〳〵の方(かた) へ引(ひ)くゆへ水も双方(さうはう)へ引(ひか)れて一所(いつしよ)に聚(あつま)る ことなし是(これ)則(すなは)ち小潮(こしほ)なり    ◯光(ひかり)の叓 光(ひかり)の深因(もと)はいまだ詳(つまびらか)ならされども其(その)用(よう)に 至(いたつ)ては甚(はなは)だ大(おほ)ひなりもし光(ひかり)なければ金銀(きん〴〵) 【文中の[文字]は四角でかこまれた文字】