東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 1

究理知慧の勧 : 訓蒙画入 巻之2 - 翻刻

究理知慧の勧 : 訓蒙画入 巻之2 - ページ 8

ページ: 8

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【右頁】 の貴(た▢[つ]と)きも玩(もてあそ)ぶべからず百花(ひやくくわ)の美(び)も見(み)るべ からずまた光(ひかり)ありとも目なければ其(その)光(ひかり)も 用(よう)をなさず故(ゆへ)に光(ひかり)と目(め)と相應(あひおう)じて其(その)用(よう)を 為(な)す其(その)光(ひかり)に六(むつ)の源(みなもと)あり則(すなは)ち。日(ひ)の光(ひかり)。火(ひ)の光。 鱗(りん)【燐ヵ】の光。汐(しほ)の光。虫(むし)の光。電光(いなびかり)。等(とう)これなり 右の通(とほ)り光に六の根元(もと)あれども其うち電(てん) 光(びかり)と日の光と火の光との三(みつ)は正(たゞ)しき光(ひかり)に てその精(せい)輕(かろ)く真直(まつすぐ)にきたりて早(はや)したゝ硝(びい) 【左頁】 子(どろ)や清水(せいすゐ)を透(とほ)せばかならず折(を)れ曲(まか)りて斜(なゝ) めにすぐるものなり其(その)證拠(しようこ)には碁石状(ごいしなり)の 【硝子で光の束を一点に収束させる図】           硝子(びいどろ)を以(もつ)て光(ひかり)を           受(うく)ればその光(ひか)り           かならず硝子を           過(すぎ)て一所(いつしよ)に聚(あつま)り           尖(とがり)をなすを以て           光の曲る知(しる)べし