翻刻
右丁】
【右絵の上部】大羅国
此国の風俗又
たつたん国に
同じ応天府ゟ
行事四ケ月
にしていたる
【左絵の上部】不刺国
此国西夏【資料は草冠+夏】にかく
れり常に馬
羊をやしなひ
て是をあき
なふ応天府
より行事一年
八ケ月にして
いたる
【左丁】
【絵の上部】三仏斎国
此国南海の内
にあり広州ゟ
舟をいたして
南北の風十五
日にしていた
るへし惣門ゟ
入て五日にして
其国中にゆく木をもつて柵垣をつくりて城と
す国人よく水にうかふ其人みな薬を服するさらに
矢もたゝすかたなもやふらす此故に諸国に
覇たり其国の地に穴あり牛数万わき出る人
是を取て食とす後の人其穴に垣をゆふより又牛