翻刻
【右丁】
わきいてすといふ
【絵の上部】近仏国
此国東南海の
ほともに有此
国々野嶋の蛮
賊おほし麻羅
ぬと名つく商
人の舟其国に
いたりぬれは国
人むらかりあつ
まりて是をとりこにし大なる竹をもつてさし
はさみてやきころしくらふ人のかしらを食
物のうつはものとす父母死する時は一類あつ
まりてつゝみをうちともに其肉をくらふこ
【左丁】
れ非人の類なり
【絵の上部】大闍婆国
莆家献国
のほとりに有
中国より吹
風八日にして
いたるへしむかし
いかつち此国に
おちて大石さ
けくたけ其石のうちより一人出生せる是を立
て国の大王とす此国より生するもの青塩
およひ綿あふむ鳥其外たからの玉あり又
其国に飛頭の人あり《割書:轆馿首|といふ者也》其民を名