翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

年中行状記 : 2巻 - 翻刻

年中行状記 : 2巻 - ページ 12

ページ: 12

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【右頁上段】 此せかいにも よしはら などの やうな くるはが あつて うぶめ ゆき女 などの たぐひを 女郎に し立て おり〳〵は ゆうれいの つきだし あつて はやる ところなり しかし女郎は みなふだん しろむくで いるゆへ 八さくには なぜか くろ 小そでを きる事 此日 ばかり   なり【吉原の女郎は八朔に白無垢を着るが、幽霊は普段から白装束なので逆に黒小袖を着ると言っている】 【右項中段】 〽ねがわくは  けいら【軽羅=薄い絹織物】と なつて  さいやう【細腰】に   つかん    おそろ     〳〵 〽ナント おしやううつくしひの 人間かいのろかう【路考=瀬川菊之丞】 としやく【杜若=岩井半四郎】も中〳〵およふまひ  こればつかりはおいらが    せかいのひげなでだ【路考、杜若ともに女形役者】 〽こよひはくつとげびそうと【下卑そうと海老蔵をかけた洒落】  でかけてにばなをいれの   まゝのうちはどうだ 【左頁上段右】 〽こればけのや たぬきやに ねこまた やしきのにやァふう さんがいさしつ たつけわつちが よくやんすと【よしゃんすと?】  いつてきや はやくよ ェヽじれつ    てへ  子だヨウ 【左頁中段】 あい〳〵 【左頁上段左】   〽もしおいらんへ   おゝかた    ろくろさんが   くびを   みじかく   して  まつて いさつ  しやる  だろう    ね