翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

年中行状記 : 2巻 - 翻刻

年中行状記 : 2巻 - ページ 13

ページ: 13

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【右頁上段】 いにしへ千年 としふる きつねが らんぎくの もとに あそぶと いふ故事(こじ) にて 九月には きくを あいし いのち ながきを よろこふ 事人けん かいに かわる 事なし 【右項中段】 〽さらやしきの   きくが とんだ ひやう  ばんで ごさり  ます  〽ことしは   かくべつ  わしがせわを   したので きくがみごとに    さいた  おしやうに     みせたひ 【左頁上段】 〽十月はゑひすかう すもうとて くわんじん 大すまふ せいてん 十夜のあいだ 日くれ そう〳〵 より はじ まる けんぶつ 〽何の  せき  とりは一度も  ばけた事がねへ   つよひものたイヲ 同 〽これみこしどのあたまがたかひ   又このてんぐもはねをすぼめていさつせへ 同 〽杵山とはきねのばけたのか   つよひやつのそして飛だ川は名を               かへたそうだ 同 〽これみかんのかはをなげまひぞ   いま〳〵しいばけそこないめらだ 【左頁下段】 〽シイ引【長音記号としての使用か】   チヨン    〳〵  どつさり    〳〵   ヨイヤ    サア