東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

新板なぞなぞ合 - 翻刻

新板なぞなぞ合 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

あきの野山とかけて  いやひぬきの引出しととく   おちばあつまる 【いやひぬきの引出し : 居合抜きの引き出しヵ。刀の手入れ道具が入っている? 欠けた刃が取ってある?】 びんぼうぐらしとかけて  おれたすりこ木ととく   心はまわしにくい ばくらう市とかけて  すきなものゝちそうととく   心はうまかった〳〵 【牛馬の売買をする馬喰市で馬買った・食事のもてなしが旨かった】 ふぐじるとかけて  ちかめのひく揚弓とかけて 【とく の間違いヵ】   心はとき〴〵あたる 【ちかめ : 近眼】 【揚弓 : ようきゅう。小さい弓で的当てする遊戯】 くじよはひ人のむじんとかけて  とうふやととく   心はからをとる 【むじん : 無尽講。複数人が一定の掛金を持ち寄り、抽選等で順番にまとまった掛金をうけとる庶民金融】 【空クジを取る・おからを取る】 かごしませんさうのにしきゑとかけて  わたりものゝ小鳥ととく   心はめづらしがつてかう 【かごしませんさうのにしきえ : 西南戦争の錦絵ヵ】 【わたりもの : 渡り物、舶来のことヵ。】 【珍しがって 錦絵を買う・小鳥を飼う】 おゝかみとかけて  のりのきゝすぎたきものととく   心はきたらこはからふ 【狼が来たら怖い・糊のきつい着物は着たら強い】 みじかい道中すご六とかけて  なつのあめととく   ふりだすかと思へばぢきに上る