東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

新板なぞなぞ合 - 翻刻

新板なぞなぞ合 - ページ 8

ページ: 8

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びんぼう人の■【福ヵ物ヵ】の節句とかけて  やみのからすととく   心はこゐばかり   【鯉のぼりと鳴き声ヵ】【「乞い」と「鯉」の掛詞?】 くすりのにんじんとかけて    はしのうへのこま下駄ととく   心はから〳〵わたる 【くすりのにんじん : 唐渡の朝鮮人参ヵ】 きのぬけた人とかけて  あぶらのすくないあんどんととく   心はぼんやりしている 上るりのしうたんばとかけて  【浄瑠璃の愁嘆場】  きゝのいゝわさびととく   心はなみだがこほれる しんとみざのしんきやうげんとかけて   名人のうらないととく    心はきつとあたる 【新富座 : 江戸時代の森田座が明治初期に新富町へ移転して作った劇場】 いゝべつかうとかけて    まけしやうぎととく     心はふがない     【良いべっ甲に斑がない・負け将棋の駒に歩がない】 ざんぎりのひなさまとかけて  きりやうのいゝいなかむすめととく   ひなにはめつらしいものだ   【髷を落とした断髪の雛・田舎の鄙】 十五夜の月見ととく  【かけて の間違いヵ】  あさきのきのじととく   あきのまんなか 【あきの真ん中なので、あさきの「き」でなく「さ」の字と解くが本来だが、書き手が間違っている模様】