東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

新板なぞなぞ合 - 翻刻

新板なぞなぞ合 - ページ 9

ページ: 9

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ゆでたまごとかけて  御居間のみすととく   心はなかにきみがある 【卵の黄身・御簾の奥にいる高貴な君】 しくじつた人とかけて  つかまつたかめのこととく   心はくびをちゞめる 下女のしゆつせととく  【かけて の間違いヵ】  てんぐととく   心ははなかたかひ 火のないこたつとかけて  とりのけむじんととく   心はあたりてがすくない 【とりのけむじん : 取除無尽・江戸時代にはやった無尽講。くじに当たって金をもらった人は退会するが、賭博に近いものだったらしい】 やましとかけて  法印ととく    心は ほらをふく 【山師がほら話をする・法印(山伏)がほら貝を吹く】 みちならぬかねとかけて  大かぜにころもととく   心は身につかぬ 【道ならぬ金 : まっとうでない手段で手に入れた金ヵ】 はりこのつりがねとかけて  山ぶきの実(み)ととく   心はならない 【音が鳴らない・実が生らない】 しりおしのあるそしようととく  【かけて の間違いヵ】  おてらのぢゆうしよくととく   小しようが尻おしをする 【尻押しのある訴訟 : 後ろ盾のある訴訟ヵ】