翻刻
【万作の台詞】
みんながぐいのみのしゆん■や
さかなは酒一はいをもつてなん
りやう【南鐐=銀】八片にかつ■を
かさねてのめば
■片
【右ページ下遊女、大杯で酒を飲む男を見て】
よふ
のめる
ことじやの
こはらしい【恐らしい】
はらだ
の
【左ページ上、台詞】
なんと文【けん?】
生の
はらも大
きいが
よくも
ふかい
やつだの
みどりや
そでの
むめ
をすへ
ふろに【据え風呂に】
たてろ
といへ
【その下、剃髪の男の台詞?】
これは
せつしやもお
一つたべ印か な【語尾に印を付けるのも通人の流行り言葉】
【その左、本文】
徳若や
万左衛門が
一子万作は
あんけらがいのり
にや【、】にわかにかたきも【固きも】
やわらきければこれにしたがふ
おは?いしにおだてられこのやうなおもしろい
事今まてしらぬとはよく〳〵なやぼだ
【左下の男、真ん中で大杯で酒を飲む男を見て】
こ?れ
で?は
のめるぞ
てうど
これで
三十□は
のつゝけ
のみ□まふ
のあいては
ある
まへ【=相手はあるめえ】
ちと
少
めい
いた
して
□□
へん
申
共□へん
□□□
いた□□たい