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十五日 朝よりくもり冷気也折々曇晴不定
下町三四丁目裏辺之由十三日之雹【雨冠に氷】にて障子
を立置候所障子を押抜硯石え雹【雨冠に氷】の粒あたり
候所硯石われ候よし猶又下女ざわるを持買
物ニ出候所俄の雹【雨冠に氷】ニ付さわるをかむり両手
にて持逃帰り候所手へ雹【雨冠に氷】あたり余ほときづ
付候と申事下金町にては十計の子弐ツニ相
成候子をせおい遊居候所【「処」を見せ消ち】俄の雹【雨冠に氷】にて外の家
へ逃込可申存候所両側戸を〆きり候ニ付や
とまて逃帰り候所弐ツニ相成候子のあたま
へいくつともなくこぶ出候よし下町辺は青
キものは更ニ無之候よし上町にても茄子苗
菜種抔不残用ニ不相成候よし下町在は別而
多降候よし鹿の子打レ死よしにて売ものニ
参り其外雉子蛇なと小鳥類も余ほと死候よ
し
十六日 朝よりくもり終日曇空なり夜中ほろ
〳〵直やむ
十七日 朝くもり四ツ半時よりはれ
前文略