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翻刻
十七 日 朝より快晴終日上天氣なり
《割書:六十四度|》
十八 日 朝くもり快晴ニ成ル
《割書:六十度|》
十九 日 朝より快晴終日輕暑位
《割書:六十度|》
廿 日 朝くもり小雨直止四ツ時よりてり立
《割書:六十五度|》
《割書:今日抔ハ|籾三斗五六升ニ引下る》 南風暑氣なり
廿一 日 朝より快晴夕方よりくもり四ツ過よ
《割書:六十七度|》 り雨ふり出し終夜雨ふり
駒込樣御直書
別後㝡早十ケ年ニ成候處各無恙精勤令大悦
候國元の風儀如何ニ候哉兩役ハ表一席え引
續家中の見張ニ候間
中納言直書ニて下知有之通り家中一統熟和
文武の事ニ出精候樣各自身丹精致非常の節
不覺無之藩屏の意ニ叶候樣於我等も賴入候
此度表一席えも內々書付遣候各えも為見候
樣申聞候席ニ微少の菓子遣之候多人数ニて
何ほとも配分成間敷候得とも全寸志迄ニ候
也
三月十九日 兩番頭共え
右ハ嘉永六癸丑年の事也