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ゟつげしらせ給へはかくて爰にかくれ出とん
で出きんぎよくをつきのけみかどをたすけ
参らせ。是はいか成事ぞ。太子聞給い。いやぜんくわ
のかたき成ゆへつかみころすとあれは。かづさの
介其ぜんじやうを何ものが申せしぞ。それ成
くわんばくのゆいきかせうてとおしへしそ。かづ
さの介扨はこなたにあくをすゝめてみかどをこ
ろさし。我てうてきのなをとらずして■子【天子?】
に
あがり。太子はようしやうなれはなき物に
せんとのたくらみ。是こなたをころさんためなり。
けは【?】其心有ゆへはぎはらのしんわうもふたみ
がうらへながし置奉るか。是太子両おやをころ
せは八ぎやくざい。天りにそむくだうり【道理】めう
ばつ【冥罰】の程をそうし【奏し】。是はみなくわんばくのたく
みにて。天子にならんとは思ひもよらずと
【左ページ】
いへば。太子さらに聞いれすぜひに■たてはなら
■との給ふ。はる時聞て然らは大あく人大とう【?】
あじやせ大しはおやをないがしに給ふ。たゞ今
みかどにてきだい【敵対】給へはあじやせ太子か。あたを
すゝむるくはんばくは大ばかけしんか【提婆が化身か】。是そ太子に何とおきなの申せしにたがはす。其時
たつてとがめしはかやうの事を思ひての事。
此かつさの介が有内はなか繰り返しかなふまじ。大あ
く人といへば。くわんばくたくみあらはれ。あれ
打とれもの共と入みだれたゝかいけし。然る所へ大嶋
かづさの介にわたり合しが。はる時に切ころされ
残りし物をおつちらし。みかどを御とも申つく
て【?】まづ都をひらきける。そのゝちくわんばく金
玉丸をおしうしない【?】。その身は天しのくらいにのぼ
りいよ〳〵をごりをきはめける。
【挿し絵内】
せんたい女かつらき山■■ん
みこ
かんぬしせんき
せんたい女おかむ所
よし田大明神
長れいまもり■■■■【まもりふくろとる?】
せんたい女まもりふくろおとす