みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

暦日往来 單 - 翻刻

暦日往来 單 - ページ 20

ページ: 20

翻刻

菊(きく)苗 更(さら)に分(わけ)植て、野(の) 辺(べ)には、百草(ひやくさう)萌茂(もえ)出(いで)て、 土筆(つくし)、三ツ葉(ば)に、嫁菜(よめな)抔(など)、 童(わらは)子供(こども)の打(うち)つれて、摘(つみ) 草(くさ)外(ほか)の余念(よねん)なし、半は 過(すぎ)て、十七日に土用(どよう)の入、 三日を経(ふ)れば、廿日にて、 日の出は五時二十六分、 日入は六時三十四分、季 節は穀雨(こくう)、春 尽(じん)とな

現代語訳

菊の苗をさらに分けて植え、野辺には、あらゆる草が芽を出して茂り、土筆、三つ葉、嫁菜などを、子供たちが連れ立って、摘み草以外のことは考えもしない。四月も半ばを過ぎて、十七日に土用の入り、三日を経れば、二十日となり、日の出は五時二十六分、日の入りは六時三十四分、季節は穀雨、春も終わりとな