翻刻
なりとかきこそおくり給ひけれ” 《割書:ことは| 》さてしもかゝるてう
ほうを” たれかはしゆこしておくるへき” きりやうのしん
をめせとて” つはものともをめさるゝに” 大こくのなら
いにて” 百人か大しやうを百こといひ” 千人か大しや
うを千こといひ” 万人か大しやうを万ことなつく”
かうほくたうのすゑ” うんしうといふ国に” 万こしやう
くんうんそうとて大かうのつは物あり” おとらぬ程の
つはものを” 三百人あひそへて” みやこをたつて大
たうの” みやうしうのみなとより” 一ようの舟にさ
ほさし” おひての風にほをあけてすせんはんり
をおくりけり” 《割書:ことは| 》かいていにすみ給ふ” 八大りうわうのそ
う王” 玉の日本へわたること事を” しんつう【神通】にてきこし”