翻刻
かつて” すいしやうの玉” まいらせたくは候へとも” 七御門の
中よりも” きりやうのしんとゑらはれ” 日本のちよくし
を” 給る時の日よりもして” いのちをはわか君のおんの
ためにたてまつる” されはめいのかろき事は” 此きによ
る事なれは” いのりのあらんするかきりは” 玉にをひては
とゝるましひそ” 《割書:かゝる| 》けにと玉かほしくは万こをうつて
とれやとてから〳〵とそわらひける” しゆらとも此よし
をきくよりも” さらはてなみ【手並み】を見せんとて” てつしやう【鉄杖ヵ】
らんは【藍婆】のつるきをひつさけうんかのことくせめかゝる” まん
こ是をみて” しやうそくをそきたりける” 万こかその日の
しやうそくに” しんつうゆけ【神通遊戯】のうてかねさはんやつかん