Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4500 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4500 - ページ 34

ページ: 34

翻刻

さんにより” うつほふ舟につくりこめさうははんり【蒼波万里】へなかさるゝ” たま〳〵きとくふしきに” しんりんのたくひにあひ たれは” さりともとこそ思ひしに” 何のつみに二たひう きかいていにしつむへきそ” うらめしさよとかきく とく” みたれかみをつたいて《割書:ふし| 》なみたの露の” こほるゝ はつらぬく玉のことくなり” しもをおひたるおみな へし” したはしほるゝふせひし” せいしかやさう にすてられてひしき物【注①】には袖しほれ” ほす日も なしと” わひけるも今こそ思ひしられたれ” かつらを かけしまゆすみ” はちすをふくむくちひる” もゝの こひ【注②】ますあひきやうなみとなみたにうちぬれ” 物おもふ人のふせいかや” うちむつけたる【注③】” 御ありさ 【注① 引敷物=しきもの。】 【注② もものこび(百の媚)=様々な媚態。】 【注③ 「うち」は接頭語。むつけたる=腹を立てている。すねている。】