翻刻
文かよはねととこうるならは” 君か心をとりにくる
なふ” いかに〳〵とおとろかす” りうによ【龍女】はもとより
ねも入すさりなからうたゝねいりたるふせひし
て” たそやゆめみる折からに”《割書:かゝる| 》うつゝともなともなきこと
のはゝ” 《割書:くとき| 》ゆめのうきよのあたなれは人のことはもた
のまれす” 夜のまにかはるあすか川” 水ほのあはの
かりそめに風にきえぬることのはの” すゑもとを
らぬ物ゆへに” あたなたちては何かせん《割書:ふし| 》中〳〵人
には” はしめよりとはれぬはうらみあらはこそ”《割書:ことは| 》その上
我はむまれてよりもかいもん【戒文】をあやまたす” むし
より今にいたるまて” おゝくのしやうをうけし事”
あるひは六よく【欲】ししやう【四生】にむまれ” 五すい【衰】八く【苦】のく