翻刻
とらふす物とおほしめし” みやこのうちをしのひ
いてかたちをやつし給ひて又ふさゝきにく
たらるゝ” 《割書:ことは| 》かのうらにつきたまひ” うらのけしきを
見給ふに” あまともおゝくあつまつてかつきする
事おひたゝしく” かのあまの中にとしのよわ【ママ】ひ
はたちはかりに見え” みめかたちもしんしやう【尋常】な
るか” ろすいにもつれてあそふ事はたゝやいろを
つたふことくなり” かまたり見こめ【込め】給ひてかのあ
まのとまやにやとをかり” 日かすをおくらせ給ひ
けるにあまにもいまたつまもなし”《割書:かゝる| 》かまたりたひのひ
とりねのとこもさひしき事なから” こゝにて日をや
かさねけん” ねかたけれともひめ松のはやうら風にうち