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あをきくちなはおゝくしてれんけのこしをまとへり”
なをしさきを見わたすに” れいかきよくなかれ”
水の色は五しきにてさうかんたかくそはたてり”
川に一ツのはしあり” 七ほうをちりはめ” 玉のはた
ほこたてならへ風にまかせてへうよう【飄揺】す” かのはし
をわたるに” あしすさましくきもきへ《割書:つめ| 》ゆめうつゝとも
わきまへす” なをしさきを見わたすに” ろうもん
雲にさしはさみ” 玉のまくさ【注①】はかすみのうち” こ
かねのかわらは日にひかり” そうてんまてもかゝやけ
り” 三ちうのくわいらうに” ししゆのもんをたてたる”
一つの大りおはします” りうくうしやう是なり
けり” へいるり【注②】のはしらをたて” めなうのゆきけ
【注① まぐさ(楣)=窓や出入口の上に水平に渡した横木。】
【注② べいるり(吠瑠璃)=七宝の一つ。青色の宝石。瑠璃。】