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たに” はりのかへをいれにけり” ししゆのまんしゆの
やうらく玉のすたれをかけならへ” ちやう【帳】にも
あやをかけつゝ” とこににしきのしとねをしき” ちん
たん【注①】をましへ” なをらんけい【注②】をみかきたつ” かゝるめ
てたききうたゝに” しやかつらりうわう【注③】はしめ
とし” わしゆきつりう【注④】にいたるまて” ほうさ【法座ヵ】をかさり” さ【座】せらるゝ
もろ〳〵の” せうりうとくりう” こかねのよろひかふ
とをきて” 四ツのもんをまほれ【注⑤】り” さてもたつぬる
玉をは” へちにてんをつくつて” たからのはたをたて
ならへ” かうをもり” 花をつみ二六しちうにはんを
もり” いねうかつかう【注⑥】中〳〵に申におよはさり
けり” 八人のりうわうしゝこく〳〵【時々刻々】にしゆこしすれは”
【注① ぢんだん(沈檀)=沈香と白檀。】
【注② 蘭閨=后妃の寝室。】
【注③ 沙竭羅龍王=八大龍王の一つ。海に住み水をつかさどる神】
【注④ 和修吉龍王のこと。八大龍王の一つ。九頭の龍という。】
【注⑤ まほる=まもる(守る)】
【注⑥ 囲繞渇仰(いにょうかつごう)=周囲をめぐって深く信仰礼拝すること。】