Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4500 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4500 - ページ 59

ページ: 59

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此玉をとらん事” こんしやう【今生】にてはかなふましましてみ らいてとりかたし” おほしめしきり給へ我君とこそ 申けれ”《割書:ことは| 》かまたりきこしめされて”さては玉のあり ところをたしかに見つる物かな” ありとたにも思ひ なはとりゑん事はし【別本は「けつ」】ちやう【注①】なり” りうともゝはかり 事をめくらしてたはかつてとりたれは” 我もたく みをめくらしてたはかつてとるへきなり” 《割書:いろ| 》それり うしんと申は五すい【注②】三ねつ【注③】ひまもなくくるしみお ほき御身なり” 此くるしみをまぬかる事は” しらめ【別本「へ」】 のをとによもしかじ” 《割書:ことは| 》こゝをもつてあんするに” り うわうをたはかるならは” まひ【舞】とくわんけん【管絃】にてたは かるへし” 此うみのおもてにごくらくしやうと【極楽浄土】をま 【注① けつぢやう(決定)=疑いない。】 【注② 五衰=天人が死ぬときに現れる五種の衰えの相。】 【注③ 三熱=龍蛇の身が受けるという三種の苦しみ。一は熱風、熱砂のために身を焼かれること。二は悪風のために住居や衣服を失うこと。三は金翅鳥(こんじちょう)に襲われて食われそうになること。】