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なふへし” 玉のはたほこ百なかれ【注①】たてならへ” さて又
かく屋【注②】をさうにかさつて” ひたりみきのけんくわん
をしらへすまし” そのみきん【注③】にみめよきちこをそ
ろへ” をんかくをそうする物ならはたゝ天人ににたるへ
し” さあらん程に大そうしやう【僧正】” からりん【注④】をうちならし”
上天けかい【下界 注⑥】のりうしんをくわんしやうするほとならは
すゝめによつて神ほとけ” のそみらいりんまし
まさは” りうくうのみやこより” はつたいりうわう【八大龍王】
さきとして” そくはく【注⑤】のけんそくともを” ひきくし
ていてらるへし” そのあひたはりうくうのみやこに
は” りうひとりもあるましきそ” るすのまをう
かゝつて” そろりと入てぬすみとつてやあたへ
【注① 流れ=旗などを数える語。】
【注② 楽屋=楽人が舞楽を演奏する所。】
【注③ みぎん=みぎり(砌)の転。】
【注④ 唐鈴=唐様の鈴(りん)。読経の折に用いる仏具で、小鉢形の鐘。】
【注⑤ 沢山。】
【注⑥ 龍宮など、海中にあると考えられる想像上の世界。】