翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

児訓影絵喩 3巻 - 翻刻

児訓影絵喩 3巻 - ページ 13

ページ: 13

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【右丁】 【右上囲み内の影絵】 人についしやうを いふ人かげゑは かならず そしる所 うつる 【影絵の解説】 巧言令色(かうげんれいしよく)は古人の いましむるところ 人の まへで ついしようけい はくのおほき人 かなら ずかけでは そしるもの なり ついしようおほき 人にかならず ゆだん すべからず 事を やふる事おほし 乁すみだ川をひと たる かもをいちは もらつておきました ひとつあがれ 【中段】 かやうもふせば とふやら【どうやら】ついしやうのよふて ござれど あなたのやうなおむねの ひろい ばんじにゆきわたつた おかたは おふくないもの でござる モシおさか づきは ごむように なされませ 【左丁】 【右上囲み内の影絵】 定九郎の かげゑ なつのむしの ひにいるとこ ろ うつる 【影絵の解説】 ぬすみを なしひとの きんせんを うばふは ひつ きやう そのみ かきやう【家業?】をつと めすして ふう きなる人と おなじやう に くはんらく【歓楽?】 をなさ んとおもふ ゆへなり しかれども 天そのあく をにくんで たち まちその人を がゐしたまふこと さだまりあること也 みを うしなふては くはんらくも なにの ゑき【益】かあらん さればあくをなす△ 【中段】 △人のかけゑは なつのむしとんでひにいり われとわが みをこがすところうつる おろかなるしわざならずや 【下段】 かねがかたきの よの中じや かね がなければ ころしや せぬ