翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

漂舶紀聞 - 翻刻

漂舶紀聞 - ページ 30

ページ: 30

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【右側】  八百四十六年第七月《割書:弘化三年午|閏五月に当ル》舟山を唐国  アウトリテイト《割書:官|名》に差送申候 一唐人共己か方ゟも申極の約定を正路に守  候様ヱケレス国人共思念罷在候然処広東の下輩  之者共同所に外国勝手に入込候儀を不平に  思ひ不絶混雑有之候  右混雑を取鎮候ためホンコンに罷在候ヱケレス  奉行シルヨンターフイス《割書:人|名》阿蘭暦数一千八百四十  七年第四月二日《割書:弘化四未年|二月十七日に当ル》蒸気船三艘其 【左側】  他の軍船并海軍一隊を引連レ広東の川に赴  申候  ボツカーテイグリス《割書:地|名》の砦を子細なく奪ひ取申候  ヱケレス船は其夜ワンホーンカ《割書:地|名》に罷在候  翌朝軍勢乗込候蒸気船二艘広東に赴申候  同所におゐても砦を押領いたし申候  広東に罷在候唐国の奉行テイインク《割書:人|名》ホンコンに  罷在候ヱケレス国奉行の方に至り双方極を相立  申候其大意左之通に御座候