翻刻
【右側】
伝り申候
一欧羅巴より咬𠺕吧え紙製の偶人を差越申候其機関
微細の部に至る迄全く人体に等しく解離し候様拵へ
有之候右之人体之内部の事を心得候為の者に有之候
一欧羅巴州に於ても北アメリカ州に於ても漸く道筋を
開き申候
右目論はアメリカ州東渚ゟ西渚に又ニウヨルク《割書:地|名》ゟ
オレコン領のコロンヒヤ河に往来のために有之候
此道にて重荷を一時の内に六時行或は十二時行程運送いたし候
【左側】
かひたん
右之通に御座候 よふせふへんりい
れいそん
右之通横文字書付を以申出候付和解差上申候已上
阿蘭陀通辞