翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

漂舶紀聞 - 翻刻

漂舶紀聞 - ページ 38

ページ: 38

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【右側】 一フランス人とアルゲリイ《割書:地|名》 ヱミルアブトヱルガドル《割書:人|名》との争乱  今に鎮り不申候尤同人共の勢余程衰へ申候  □ヱミルアブトヱルガドルはフランス国の領地を去り僅  の随従と荒野に走り申候 一ヱゲイブテ《割書:国|名》の執政メヘツトアーリリー《割書:人|名》の嫡子イブラゼム  ハーカー職の者ハレイス《割書:フランス国|の都府》并ロンドン《割書:ヱケレス国|の都府》に見舞  候処両所にて懇意に取扱申候 一フユーニス《割書:国|名》の国主もフランス国に見舞候処右同様に  取扱申候 【左側】 一フランス国の星学家レフエルリール《割書:人|名》曜星を新に見出し  其星をネブテユニユと唱へ申候 一ドイツ国の医学家ボツツセル《割書:人|名》スコンベイン《割書:人|名》綿にスワー  フルシユール《割書:硫黄|酸》を濡し放発の勢を保候工夫を発明いたし候  此綿少小銃に込め放ち候へは其力塩硝を込め発し  候勢と同様に有之候 一アメリカ州に於てスワーフルアヱツトル《割書:薬|種》を以て人体を痿  し候工夫を発明いたし候此薬種にて如何程厳き療  治請候とも痛を触れ不申候此法欧羅巴印度へも