翻刻!江戸の医療と養生

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広益秘事大全 3巻. [1] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [1] - ページ 40

ページ: 40

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【右丁頭書】 ○第二/友引(いういん)の星にあたる日は 朝夕よし午(むま)の刻(こく)はわろし公(く) 事(じ)諸勝負(しよしようぶ)事は格別(かくべつ)勝負な かるべしあつかひ和談に及ひて よし出家(しゆつけ)神主(かんぬし)医者(いしや)山伏(やまぶし)な どの類長袖にて人あつめする 人にはよろしむことり嫁取(よめどり)に 尤(もつとも)よし待人は来る辰戌にあ たる方よしその方へゆきては利 あるべし女は此日/懐胎(くわいたい)すべし商(しやう) 売(ばい)は人と共(とも)にして利あり出行は 同道の人あるはよしひとりゆくは よからず ○第三/先負(せんふ)の星(ほし)にあたる日は よろづひかへめにしてよし午時 過ては吉なりよろづの事此方 より手ざしすればかならずわろし 【右丁本文】  ○あぶら虫をさる法 一 青蒿(かはらよもぎ)の茎(くき)葉(は)をかまどの間におくときは 油むしたゆる事妙なり  ○蝿(はひ)をさる法 一 陳茶(ふるきちや)の末(まつ)を煙(けふり)にたけば蝿(はひ)即時(そくじ)にさる  ○蚤(のみ)をさる法 一 三月三日/楝樹(せんだん)の葉(は)をたゝみの下にしき ておけば蚤(のみ)蝨(しらみ)出る事なし又方 芸香(うんかう)の葉(は)を席(たゝみ)の下におけばよし又/砂(すな)に て築(きづき)たる新宅(しんたく)には蚤(のみ)多(おほ)きもの也/塩(しほ)のにが りを床(ゆか)の下にうてば蚤(のみ)を生ぜず又/小児(せうに)の 肌着(はだぎ)を当薬(たうやく)をせんじて染(そむ)れば蚤(のみ)蝨(しらみ)を 防(ふせ)ぐなり又/席(たゝみ)の下に苦参(くらゝ)をしくもよし