翻刻!江戸の医療と養生

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広益秘事大全 3巻. [1] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [1] - ページ 39

ページ: 39

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【右丁頭書】 六にてはらひ残る数を第一よ りかぞへ合せて其事のよしあし を考ふべし ◐第一/先勝(せんしよう) ○【中に┣】第二/友引(いういん) ◑第三/先負(せんふ) ●第四/仏滅(ぶつめつ) ○第五/大安(だいあん) ●【中央❚白抜き】第六/赤口(しやくこう) ○第一先勝の星にあたる日は 何事も急(きう)にしてよし昼(ひる)を過 てはわろし取わけ公事(くじ)訴訟(そしよう)を し諸勝負事など此方より仕(し) 【左丁頭書】 懸(かけ)るに利(り)あり又/婿取(むことり)よめ 取の相談(さうだん)他国(たこく)へゆく門出(かどで)によし 待人はおそければ来らず此星 酉卯にあたるゆゑよろつその方 へゆくかその時にあたりてよかる べし男は勇猛(ゆうまう)にして殊(こと)に吉事 あり晩(ばん)には何事をも慎(つゝし)むべし 【挿絵】 【右丁本文】 にいたりても損(そん)せずこれを煮(に)るに香(か)はなはだ よし茎(くき)は硬(かた)くして食するにたへず  ○碓米(からうすこめ)のくだけざるすゑやう 一 碓は棹(さを)の長きがよし石はおもく付るは わろし棹(さを)おもきは石を付ぬがよし重(おも)き 棹にては米/砕(くだ)けやすし先のさげやうは凡(およそ) 棹(さを)八尺あらば六寸四分さぐる也/石臼(いしうす)のかた むきも此かねにて見はからふべし《割書:案に近来|京大坂の》 《割書:米屋に用るからうす棹をかろくして|踏むとき棹の直(すぐ)になるほどあぐる也》  ○魚(うを)を養(やしな)ふ塗土池(ぬりつちいけ)のつくりやう 一魚を養ふ小池をたゝき土をもてつくるは 水を入ざる前(まへ)に藁(わら)をたくべし久しく損(そん)ぜ ず魚を入るは五十日或は七十日ほとの間(あひだ)水 【左丁本文】 をたゝへ三四日めに水をかゆべし油(あぶら)塩(しほ)の気(き) さりて魚(うを)よく生(いく)る也水をたゝへて青み たる苔(こけ)出る頃をよしとすはやく魚を入れば 魚/活(いき)がたし但(たゞし)魚(うを)を養ふには地中(ちちう)に瓶(かめ)を いけておくべし  ○鼠(ねずみ)をさる法 一 坐敷(ざしき)の下の土をとりて泥(どろ)とし鼠(ねずみ)の穴(あな)を ふさげは百日が間に鼠こと〴〵くさりて復(また) 来ることなし又方 正月/始(はじめ)の辰(たつ)の日/并(ならび)に毎(まい)月/庚寅(かのへとら)の日/壬辰(みづのへたつ)の 日/暦(こよみ)の上段の満(みつ)の日に鼠の穴をふさぐべし 又三月/庚午(かのへむま)の日鼠をとり尾(を)をきりて その血(ち)を屋(いへ)の梁(うつばり)にぬれば鼠来らず  【枠外丁数】十八