翻刻
【右丁】
兼題の人物に配当なさは図とりの面しろき事必せり
さなから見るに目新しく画組のよきは集冊の幸ひ
此上なしとやいはむおのれ春の人物にて気の長かるをいか
に冬の人物とたかへてや老人の気短かく急るゝまゝに只
ひと言をしるして其ことわりを述るになん
六朶園
安政ふたとせ
卯の春
【左丁】
狂歌四季人物諸初篇
天明老人尽語楼撰
兼 汲若水 年礼 万歳 吉書始 宝舟売 白酒売
題 鳥追 太神楽 手鞠娘 凧上ル 鮓売 払扇箱買
当座 《割書:語安臺有恒主人|馬遊亭喜楽主人》 判
《割書:信濃者別 絵馬商人》
《割書:画|工》 立斎廣重先生