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【右丁】
焉公庶少/暇(コイネカハクハ)之時/俾(シメ)メ此ノ日記ヲ清書セ
之ヲ幸ナラントス矣予亦不才而豈ニ以補ハン_レ之ヲ也
乎然レトモ而見_二 ̄ル其ノ志ノ之真切_一 ̄ナルヲ故ニ不_レ得_レ已ムコトヲ
而令清_二 ̄セ書之_一 ̄ヲ于_レ時正徳二《割書:壬
辰》年仲冬
下■加州大聖寺本町泉路入口
児玉正信序
【左丁】
海陸世話日記乾
夫/天地(アメツチ)はしまりて物生す人よりして/鳥獣虫魚(テウシラチウキヨ)の
/類(タグ)ひ心あるもの食を不求と云事なし心なき草木だに
養ひを得されは/枯凋(カレシボム)む事必然の理なり/況(イハン)や
人に/於(ヲイ)てをや上一人より下方民に至迄/夙(ツト)に/起(ヲキ)夜
半に/寝(イネ)て汝之諸生をはつかしめつるハ人の道也と
古人もの給へり爰に加賀の国吉崎と云所に長屋
何某と云者あり是も渡世のいとなみに北国と云船を
/造(ツク)り上ハ中国よりはしめて四国九州残りなく