琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球沿革志 上 - 翻刻

琉球沿革志 上 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

【右丁】  《割書:身に短衫を穿幅巾を以て腰の下を蔽ふ婦人は青布を|以て脛を褁み男子は十五歳になれば藤を編みて腰を》  《割書:囲み其腰骨を小さくす此故に狩に出て獣を追こと奔馬|よりも速なり生艸を以て歯を染耳を穿て穴あり身を》  《割書:刺て文にす皆紅毛文字なり人死すれば死人の傍にて|火を焚死体乾して葬す其内親族集会し酒肉を喰ひ舞》  《割書:踏すといへば朝鮮の書に小琉球と云も|のは大寃の近島小琉球をいふなるべし》亦伝信録を考  るに曰前-明 ̄ノ一-統-志 云(。)黿鼊嶼 ̄ハ在 ̄リ_二国 ̄ノ西(。) ̄ニ_一水-行一-日(。)高-華-嶼在 ̄リ_二  国 ̄ノ西(。) ̄ニ_一水-行三-日(。)今考 ̄レハ_二 二-嶼(。) ̄ヲ_一則皆無 ̄シ_レ有(。) ̄コト又-云(。)彭-湖-島 ̄ハ在 ̄リ_二国 ̄ノ-西(。) ̄ニ_一水-  行五-日(。)按 ̄ニ彭-湖与_二台-湾泉-州_一相-近(。) ̄シ非_二琉-球 ̄ノ属-島 ̄ニ_一也(。)崑-山 ̄ノ鄭子  若-曽 ̄カ所_レ著 ̄ス琉-球 ̄ノ図(。)一仍 ̄ル_二其-誤(。) ̄ニ_一且以_下針-路所 ̄ノ_レ取 ̄ル彭-家-山釣-魚-嶼  花-瓶嶼-鷄-籠小-琉-球-等 ̄ノ山(。)去 ̄ルコト_二琉-球 ̄ヲ_一 二-三-千里 ̄ナル者(。) ̄ヲ_上倶 ̄ニ位-置 ̄シテ在_二姑-  米-山那-覇-港 ̄ノ左-近(。) ̄ニ_一舛謬尤 甚(。) ̄シ又-云考 ̄ンハ_二夏-録 ̄ヲ_一則 云(。)梅-花-所 ̄ニ開 ̄キ_レ洋(。) ̄ヲ 【左丁】  過 ̄キ_二白-犬嶼 ̄ヲ_一又取_二東沙嶼_一 丁 ̄ノ上風 ̄ニ用 ̄ルコト_一辰-巽-針 ̄ヲ_一 八更 ̄ニシテ舩取 ̄ル_二小琉球  山(。) ̄ヲ_一未 ̄ノ上-風 ̄ニ用 ̄ルコト_二 乙-卯針 ̄ヲ_一 二-更 ̄ニシテ船取 ̄ル_二鷄籠 ̄ヲ_一申-酉 ̄ノ上-風用 ̄ルコト_二 甲-卯針 ̄ヲ_一 四  更 ̄ニテ船取 ̄ル_二彭-家-山(。) ̄ヲ_一と是にて見れば小琉球は台湾淡水の正  西に在りと見へたり。尤台湾の西南海-口にも又淡水港  と記する所あれば。沿海図を作る者南北を誤て。南方の  淡-水近-辺に図せしにや。何れにもせよ小琉-球は台-湾の  西彭-湖の東に在る小島と知るへし。或は台-湾の南に小  琉-球ありと云説あれは。林-子漫りに図して台-湾の南洋  に図せしなるへし或は琉-球属-島の中八重山大-島の土  人自 ̄ラ小-琉-球と称するものは。中山に対せし自-称にして