Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des manuscrits. Japonais 632 (2) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 632 (2) - ページ 18

ページ: 18

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客(きやく)のもの思ひにうちしほれたるすがた を見ては心のくもりに泪(なみだ)の雨(あめ)を催(もよほ)すなどさ ながら月花(つきはな)の詠(ながめ)にやまさるべきされば紅粉(かうふん) におもてを粧(よそほ)ひ錦繍(きんしう)にすがたをかざり 琴棋書画(きんぎしよぐわ)に心(こゝろ)をゆだねてヲスザンスの 里(さと)なまり雲(うん)上に高(たか)くして甚(はなはだ)世事に 疎(うと)し常(つね)に伴新(ばんしん)の言(こと)を守(まも)りて魂胆(こんたん)手 くだのかけひきをおぼへ内 所(しよ)やりての 気兼(きかね)気(き)つかひ茶屋に宿(やど)のつけとゞけ