Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des manuscrits. Japonais 632 (2) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 632 (2) - ページ 19

ページ: 19

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仮令(たとひ)ゆもじははづず【ママ】とも傍輩(ほうばひ)の義理(ぎり)は たゞしく昼(ひる)見世の座(ざ)は乱(みだ)るゝとも交(つきあひ)の 礼(れい)をみださず四時(しいじ)の苦労(くらう)十年の辛抱(しんぼう) やりてがしかる言(ことば)に似(に)て実(じつ)にあまくちの 事にあらずそも〳〵大 堤(てい)羽織(はおり)と俱(とも)に ながく又 客(きやく)の鼻毛(はなげ)に似(に)たり鼻 唄(うた)うたふ 日 和下駄(よりげた)の音(おと)は按摩(あんま)の笛(ふゑ)をあらそひ 宙(ちう)を飛(と)ばす𫅋(よつで)駕籠(かご)は田町を上つて より寛(ゆるやか)なり茶屋が床机(せうぎ)に物あんじ