Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des manuscrits. Japonais 632 (2) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 632 (2) - ページ 20

ページ: 20

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なるはせかれし内の首尾(しゆび)をおもふやと しのばしく夕(ゆふべ)は衣紋(えもん)坂にかたちを繕(つくろ)ふ て悦(よろこ)ひ顔(かほ)なるも見 返(かへ)り柳(やなぎ)の糸(いと)にひかるゝ きぬ〳〵のおもひげにや喜怒哀楽(きどあいらく)の四 の街(ちまた)行(ゆ)くも帰(かへ)るもわかれてはしるもしら ぬも大門に入り来(く)る客の心といふは千 差(しや) 万 別(べつ)さま〳〵なれども皆惚(みなほれ)られたる心にて 色男きどりならぬぞなきすなはち是(これ)が たのしみの要(かなめ)にて野暮(やぼ)もなければ粋(すい)も