翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

親父布子鳶握 3巻 - 翻刻

親父布子鳶握 3巻 - ページ 5

ページ: 5

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喜兵へはしばいより うちへかへるはつふへ【費え:無駄】 とすぐにのみなを しにゆき内からは 小袖をもたせて むかいをたせども さきからさきへ ののくりあるき ふところには なんりやう いつへんもなく かんじやうは いくらでも 見せへとりにやれと おいりやうしだいの 大さわぎ 【台詞】 ちよ一か【千代一が?】【ちよいちり(千代一里)?】 ちよつと【「ちょいちょっと」「ちょうちょっと」のような囃子詞か?】 これ を こふもつて かすみにつきは どでごん す おもんや もつと だれぞ よひ に やり なへ くめさん あんまり あたら しい【あだらしい=色っぽい?】 くつて むしか ゑヱの【機嫌がいい?】 ついぞ ねヱ【いまだかつてない】 ゑ 【あたらしい=あだらしい、ならば色っぽいこと。濁点がないため新しいかもしれない。】 【虫がいい:明和之始めごろから深川の岡場所で「利己的」の意味にも使われ一般に定着したが、もともとは機嫌が良い(ムシの居所が良い)の意味だったという】