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喜兵へはしばいより
うちへかへるはつふへ【費え:無駄】
とすぐにのみなを
しにゆき内からは
小袖をもたせて
むかいをたせども
さきからさきへ
ののくりあるき
ふところには
なんりやう
いつへんもなく
かんじやうは
いくらでも
見せへとりにやれと
おいりやうしだいの
大さわぎ
【台詞】
ちよ一か【千代一が?】【ちよいちり(千代一里)?】
ちよつと【「ちょいちょっと」「ちょうちょっと」のような囃子詞か?】
これ
を
こふもつて
かすみにつきは
どでごん
す
おもんや
もつと
だれぞ
よひ
に
やり
なへ
くめさん
あんまり
あたら
しい【あだらしい=色っぽい?】
くつて
むしか
ゑヱの【機嫌がいい?】
ついぞ
ねヱ【いまだかつてない】
ゑ
【あたらしい=あだらしい、ならば色っぽいこと。濁点がないため新しいかもしれない。】
【虫がいい:明和之始めごろから深川の岡場所で「利己的」の意味にも使われ一般に定着したが、もともとは機嫌が良い(ムシの居所が良い)の意味だったという】